【70%は中国のサーバー等】 急増中の詐欺サイト被害に注意!
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そんな中、ご覧頂いている皆様や、記事を取り上げて頂いているサイト皆様、本当にありがとうございます。
特に、毎回記事を取り上げて頂ける痕跡症候群様には感謝の言葉もありません。
今後もがんばって更新していきますのでどうかよろしくお願いいたします。
さて先日、オニツカタイガーのスニーカーを買おうと思いネットで検索したところ、うさん臭いサイトがいくつも出てきました。
「オニツカタイガー 激安」とかで調べるとトップ10に入ってくるようなサイトなのに、どう考えてもサイトの作りが不自然です。
調べてみると、やっぱり苦情がかなり多いサイトのようでした。
お金を振り込んでも商品は送らず連絡が取れなくなってしまうとのこと。
従来はパソコンやiphoneなど比較的高価だったりみんなが欲しがりそうなものを売ると見せかけてお金をだまし取るサイトが多かったのですが、最近は買う人が多いとは思えないような商品まで詐欺サイトが増えているようです。
詐欺界でもロングテール現象が起きているわけですね…
他にも、AcidlabというメーカーのMIAMIというリズムマシンを売っている詐欺サイトらしきものも発見しました。
ローランドのTR-808という往年のリズムマシンを再現した商品なわけですが、欲しい人が相当に限られるのでそもそも全国で100台くらいしか流通していないのでは?と思うのです。
引っかかる人が一人でもいたら儲けものというスタンスでやっているのかもしれませんが、こんなものまで偽サイトがあるとは驚きです。
というわけで、どんなところに気をつけたら良いか、注意点を考えてみました。
○ 基本編
・大手のサイトを利用する。
・理由もなく安いのは危険。通常安くならない商品であれば20%オフでも疑うべきです。
・日本語が間違っていたら買わない。
・どんなにマニアックな商品でも騙される可能性があると考えるべき。
○ 応用編
とはいえ、どうしても大手のサイトでは取り扱っていない商品もあるでしょう。
それに、少しでも安く買いたいというのは人情です。
そのような時は、更に以下の点をチェックしてみてください。
・サイトのURL、ショップ名を検索してみる。
全く情報が出てこないなら購入をやめてください。
今なら誰かがブログだとかで○○というサイトから買いましたといった感想を書いているはずです。
被害情報が出てきたような場合は絶対に購入しないこと。
・店舗の住所を検索してみる
あまりに田舎だったり、google mapで確認して家が無いような場所だったりしたら購入をやめたほうが無難でしょう。
・特定商取引法に基づく表示欄に「電話番号」がかかれているか
特商法は、サイト上に電話番号の記載を義務付けていないようです。
しかし、いざトラブルとなった際は電話番号が分かるかどうかは大きな違いです。
個人的には電話番号が掲載されていないショップからものを購入するのは避けたほうがいいと考えています。
・「海外から発送」には注意
会社本体が海外にある可能性があります。
国内であれば直接お店の住所まで赴くこともできますが、海外だと中々そういうわけにもいきません。
なお、こちらの記事では、「セキュリティーソフト大手「カスペルスキー」が5月に行った調査では、偽サイトの70%が中国のサーバーやメールアドレスを利用していることが分かった。」と書かれています。
仮に騙されて振り込んでしまってもお金は返ってきません(カード決済であれば会社に連絡して決済を止めてもらう余地はあります)。
弁護士を頼もうにも費用のほうが高くなってしまうでしょう。
泣き寝入りということにならないために、ネットで買い物をする際には十分気をつけてください(最後は自己責任です!)。