【注意喚起】 コミケでありがちな詐欺をまとめてみた。
12月28日から30日にかけて東京ビッグサイトでコミケが行われます。
私は2日目の午後から行く予定。
キングダムとベイビーステップの本が売ってそうなところがあったら教えて下さい。
さて、残念ながらコミケでは毎回様々な詐欺的な行為による被害が発生していると聞きます。
ツイッターでの注意喚起などをよく見聞きしますが、被害に遭ってからでは遅いです。
というわけで今回は、これまでトラブルとなった行為をまとめてみました。
典型的なのが「編集者詐欺」系
「集○社」で編集をしている○○です。サンプルとして一冊もらえますか、的なことを言って同人誌を無料でもらってしまおうという手口。
「スマホゲームのイラストレーターを募集しているのでサンプルが欲しい」とかいうのもこの類型。
要するに会社名を名乗って本をタダでせしめようとする詐欺です。
これは以前から問題になっていて、毎年注意喚起がなされているのですが未だに無くなりません。
実際に存在する出版社であれば裏も取りやすいのですが、実在しないけどそれっぽい名前の出版社名を名乗って同人誌をゲットしようという輩もいるようです。
対策としては最低限名刺を確認、聞いたことない会社ならスマホで検索、更に心配なら名刺の番号に電話をかけてみるなどの自衛が必要です。
こんなことしたら失礼になるかもと心配になるかもしれませんが、「スタッフから気をつけろと言われてるんですよ、すいません…」(笑)的な感じで言えばきっと大丈夫。
ちなみに少年ジャンプを売っている会社の編集の方に聞いた所、コミケでヘッドハンティングをしたりしないし、もし声をかけるなら本を買ってからにするとのことでした。
スマホのゲームを作っている会社の方にも聞いてみましたが同じとのこと。
というわけで、編集だから本をくれという人は疑ってかかった方がよさそうです。
最近増えている「釣銭詐欺」系
売り子というのは慣れない人にとっては難しいものです。
私も学生時代のバイトのトラウマがあるのですが、金額を計算する→お金をもらう→お釣りを渡す→商品を渡すという流れを間違いなく、かつできるだけ迅速に行うというのは至難の業です。
しかもコミケのお客さんは気が立っていることが多いですから、早くしようなんて思うと余計ミスります。
そんな売り子さんの心理をつくのがこちらの釣銭詐欺系。
・5000円渡した詐欺
1000円をだと思ってお釣りを渡そうとしたら「5000円渡しましたよ」と言ってくる詐欺です。
この詐欺の対応策としては「お釣りを渡すまでは5000円を受け取らず、お皿(カルトン)に載せたままにしておく」というものが考えられます。
しかし、この場合にもお金を置いた置かないというトラブルが生じる可能性があります。
また、目を話した隙に第三者にお金を持っていかれる危険もあります。
というわけで高額紙幣の場合には相手が手に持っている状態で「1万円ですね、少々お待ちください」と言って、お釣りと同時に受け取るという方法が一番良いのではないかと思われます。
ただ、これは意外と難しいので、初めて参戦される方は、お友達と練習しておくのが良いでしょう。
あと時間のある方は近所のたこ焼き屋とかラーメン屋でお金の受け取り方を研究してみてください。
もちろん、お客さんの側としても10000円札、5000円札は使わないようにして、1000円札だけでやり取りをするのが一番だと思います。
私はいつも崩して行きます。
・100円っぽい硬貨を渡す詐欺
外国の硬貨というか韓国のウォンの中には、日本の100円玉や500円玉に良く似た硬貨があります。
勢い良く小銭を預かるとこのへんのチェックが曖昧になってしまうので、受け取ったあとはきちんと手のひらの上で確かめてください。
その他50円玉を100円玉と偽って渡すというのも昔からある手口です。
あとここまでいくともう完全にアウトですが数年前にはカラーコピーの1万円札を渡されたなどという話も出回りました(※コミケのオフィシャルでは、そういったことはなかったとアナウンスしています)。
でも、用心するにこしたことはないので、売り子の皆様はホログラムなどをよく確かめてください。
トラブルに遭ってしまったら
取りあえずスタッフを呼びましょう。
はわわ…となっても彼らがなんとかしてくれることが多い!はずです。
これはどんなトラブルでもそうですが、当人同士で解決しようとするのは中々難しいものです。
というわけでみなさん、2日目の午後にお会いしましょう!!
あ、3日目はスケジュールがタイトなので並んでいる時以外は声をかけて頂いてもちゃんと反応できないかもしれません。
先に謝っておきます。ごめん。
ではでは、一年間本当にありがとうございました。良いお年を!